私はよく知らない「終点の街」。でもお姉さまはそこをさっそうと歩いて、大きな古びた民家に私を連れていった。
(文學館…か。こんな所があったんだ。)お姉さまはゆっくりと、「企画展」の部屋に入っていった。ガラスケースにおさめられた、夭折した詩人の直筆原稿や詩集の初版本を見つめてるお姉さま。私は
「お姉さまって、何をされてるんですか?」と今さらになって聞いてみた。
「私…?」お姉さまは私の肩にひたいを当ててきた。「ゴーストライターって感じかな。それもエッチな事ばかり書いてるの。」
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