「す、凄いですな…」
声を上擦らせる伊藤の横で、江口は思わず眉を顰めてしまう…
男の、しかも龍之介の兄の裸体など、見たくはなかったというのが本音だった。
「この店で見る為だけに作られたものだから、修正など必要ないって訳ですかね?…」
江口の口調は明らかに嫌悪感が現れていた。
「それにしても、ナンバー1の割に特別にデカイって訳でも無いんですね…」
伊藤の言葉に思わず一馬のソコを見てしまう…
平均的なサイズ…13…14cmといったところか?
それは自分と何ら変わることはなかった。
「至って普通の若者…確かにイケメンですけど、ノン気としか見えない好青年…それがいいんでしょうね…」
伊藤医師は、患者を視るような目で藤原一馬の裸体を見詰めていた。
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