それなのに…
それが故にコンラッドは罪悪感に苛まれる…
男である自分が同性に魅せられるなどあってはいけない思考…
頭の中ではそうと分かっていながらに、自分が手にした逸物は、コンラッドが今まで体験したことなど無い程に、硬く…勢いを持って垂直に勃ち上がってしまっていた…
この呪縛を一刻も早く解かなければ、オレンシアの街に帰ることなど出来ない…
もしもこの術が掛かったままオレンシアに帰り、男の裸体を見てこんな風に勃起でもしたら;…自分はおろか家族までもが街には居られなくなるだろう…
そう思うと居ても立ってもいられず、コンラッドは自身の硬直を握り締め、彼らの消えた神殿の廃墟の中に歩みを進めざるおえない…
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