ソノン闘技場の出来事
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「おおおおっ、入るぞ全部入っちまう」 トマスはその巨根を全て収めると、一度大きく息を吐いた。 「くそぉ、なんて締め付けだ…食いちぎろうとしていやがる」 ディーテリヒの肛門括約筋は彼の意思に反して収縮を繰り返しているようで、それによりトマスのモノが刺激されていた。 「こいつとんでもない名器だぜ…持ってかれそうなくらいだ…」 ディーテリヒの体内は温かくて柔らかく、それでいて吸い付くように密着してきた。 「まだ動いてもいないのに気持ちいいぞ、ああ…持っていかれちまう…」 トマスは既に射精寸前だったがなんとか堪えると、ゆっくり動き始めた。 最初は浅く、そして徐々に深く。出し入れを繰り返すたびに結合部からはジュポッグチュッという音が漏れていた。 トマスは完全に持っていかれてしまっていた。いつしか周囲の声に何の反応もしなくなり、ひたすら自らの快楽を求め続けていた。 完全なトランス状態でただ一心不乱にピストン運動を続けるその姿はまるで獣そのもののようだった。
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