方陣の忍者
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開け放たれた扉の向こうに大きな間が広がっている。 家臣たちを召集する時に使用する広間なのだろうか… その背面に置かれた屏風に描かれる若武者に、時慧は眉をしかめた… 馬上で刀を振りかざしながらも着衣は乱れ、幾本もの矢をその逞しい身体に受けていた… 瀕死の時を迎えようとしているにも関わらずその若武者は、股間を起立させ、その袴の頂を濃く変色させているのだ… この館の主人は男色か?…それはこの屏風画を見れば容易に想像は出来ることだった… 女人軽視、嫌悪者が多いこの時代、それが決して珍しいことでは無いのは時慧にも分かってはいたが、その趣向を全く持たない自分にとっては、ただただ悍ましいことにしか思えてなら無かった…
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