『鵺と妖刀』妖気は伝染する
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「悪いけどこれは渡せねぇ。この剣だけは絶対に手放せない理由があるんでな…」 「それなら仕方ないな…。同行する話は無しだ。一人で行ってくれ」 佐次郎はあっさり引き下がり、さっさと歩き出す。五郎蔵はその背中を見ながら呆気に取られていたが、すぐに我に返ると慌ててその後を追った。 「待ってくれ!こんな所で一人きりなんて無理だ!置いていかないでくれよ!」 佐次郎は後ろを振り返ると、五郎蔵が追いついてくるのを待って再び歩き始めた。 こうしてなんだかんだで二人は共に行動する事になったのだが、佐次郎はまだ五郎蔵の正体に気づいていなかった。 一方その頃、野盗達はと言うと―― 川辺で水浴びをしていた野盗達の一人が、何かを察知したかのように急に立ち上がる。素っ裸なので股間のイチモツが丸見えになっているが、本人は全く意に介していないようだ。 「おい、どうした?」 隣にいた野盗が声をかけると、男は険しい顔つきになって言った。 「さっきの奴が近づいてきてるみてぇだ…」
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