無法学園
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No.266
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「あっ、ここでいいんじゃね?」 ふいに響く少年の声。 橋田が我に返ると、目の前の座席に少年が3人座り始めた。 中学生くらいか。 「うっわぁー、びしょ濡れじゃん」 「マサキが傘いらねって言うからだろ」 「カズキだって言ってたじゃん」 「お前ら髪拭けよ!」 声変わりを終えたばかりくらいのテノールの響きは橋田の耳を叩き起こした。 目の前には3人の少年。まさに今、橋田が妄想していたような少年たち。 その中でも橋田の目を釘付けにした少年がいた。 小さなタオルでずぶ濡れの髪をくしゃくしゃと拭き上げる少年。 短めの髪はワックスを付けた後のように無造作に立ち上がっている。 黒く日に焼けた肌。しっかりとした眉と長い睫の瞳。白い唇。 白いシャツは肌に張り付き、そう…肩や胸のラインをしっかりと浮き上がらせている。 短パンから伸びる細い足には毛など生えていなかった。 「あーあ、さっきまで晴れてたくせにさー」 「晴れてねーよ、ばか!」 「うっわぁ、パンツまでぐっしょり」 「見して見して!」 「えっちぃ!!」 「ばっかじゃねー」
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