その姿はまさに発情した獣だった。
「ひっ…」
その様子に恐怖を覚えるりよ。だが逃げようにも体が動かない。
(何?なんで動けないの?)
混乱する彼女を他所目に、男はさらに激しく動き始めた。りよには目もくれず、ただ一心不乱に己の欲望を満たすためだけに動くその姿は妖しくもあり恐ろしくもあった。
やがてその動きはピークを迎え、男は一際大きな叫び声を上げた後りよの見ている前で果てた。
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