爆乳☆陰陽伝
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「うむ…そもそも最初、妾は保名を喰ろうてやろうと思っておったのじゃ。じゃが返り討ちに遭ってしもうてのう…調伏されるか式神になるか選べと言われ、泣く泣くヤツの式神となったのじゃ…ま、式神として仕える内にヤツの事を愛してしまい、結果として晴明を授かった訳じゃがのう…」 「そうだったのか…」 「…うむ、そして保名の死後、妾はその骸(むくろ)を美味しくいただいた」 「へ…っ!!?」 晴士は固まった。 古来、人や獣を問わず霊力の強い者の肉を食すと、その者の持つ力を得られると言われている。 だから鬼や妖(あやかし)は僧侶、神官、陰陽師などを好む(食物として…)。 もっとも、この葛葉のように返り討ちに遭う事も少なくないのだが…。 呆然とする晴士に葛葉は言った。 「何を驚いておるのじゃ?生きておる間は主人として仕える…その代わり死後にはその屍を好きなだけ喰らわせて貰う権利を与えられる…式神とはそういう物じゃろう。お主も安倍一族の端くれで陰陽師を志す者ならば知らぬ訳ではあるまい?」 「し…知りませんでした…」 そもそも式神を使える陰陽師の方が珍しいのだ。
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