影武者生活
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吾作は城内の限られた者しか出入りを許されていない一角に部屋を与えられた。 家老の田中がその部屋まで案内してくれる。 部屋を見た吾作は目を見張った。 「ひゃぁ〜!オラ、今日からこんな全面畳張りの部屋で寝起きさせていただけるだか!?」 「うむ、お館様と全て同じ暮らしにせよとのご命令じゃからのう」 この時代、まだ畳は貴重品で領主の館といえど殆どフローリングが一般的であった。 そこへ襖(ふすま)がスッと開いて一人の女が現れ、丁寧に頭を下げて言った。 「失礼いたします…」 「ほ?ご家老様、誰です?この別嬪さんは…」 「お前の世話役じゃ」 「世話役!?」 女は顔を上げて挨拶する。 「お初にお目にかかります。あなた様の身の回りのお世話を仰せつかりました、蕾(つぼみ)と申します」 蕾と名乗った女は年の頃16〜17の美しい娘であった。 オマケに乳もデカく、着物の上からでも判るイヤらしい体付きをしている。 種勝の言葉が吾作の脳裏をよぎった。 『…城内で働く女達の中で好みの者が居れば、少しぐらいなら好きにしても良いのだぞ?』 「へへへ…こ…こちらこそ、よろしくお願いいたしますだ…ジュルリ」 吾作は溢れる生唾を抑えきれなかった。
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