暴れん棒将軍
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No.538
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「や――ッ!!」 楓は懐から幾条もの縄を取り出し、四方八方へと投げ放つ。 「ほう? そんなちんけな縄で我らを縛るつもりか? 面白い! やってみせよ!」 武姫は自信たっぷりに言い、刀を操る手を止めた。 他の四人も武姫を見習い、手を止めて楓の動きを見物している。 やがて舞台の上には楓の放った縄が敷きつめられた。 「今よ、上様! 皆であの櫓に飛びついて!」 楓の合図で家竜らは一斉にそそり立つ櫓の骨組みに飛びついた。 「やあっ!!」 楓の気合一閃、舞台の上の縄は引き絞られて武姫らを拘束しようと迫った。 「ふん。何だ、その程度の技で我らを縛ろうとするか? 片腹痛いわ!!」 ブツッ!! ブツブツッ!! 武姫は双刀を振るうと、眼前に迫る縄の群れを一瞬で切り落としてしまった。 「どうした? お前の技はこれで終わりか?」 半姫が楓をあざ笑う。 「罠にかかったわね!!」 楓は断ち切られたはずの縄をさらに強く引き絞った。 後ろから迫った別の縄の群れが、武姫らをがんじがらめにしてゆく! 「おおおおおおおッッ!! な、何だこれは?!」
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