暴れん棒将軍
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No.533
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「なんだ?一騎打ちでは無かったのか?」 「何時誰がそんな事を言ったか?」 見ると武姫と家竜を分けるように一本のクナイが床に突き刺さっている。 「オイッ楓!どういう心算だ!勝手に手を出してくるんじゃねえ!!」 一対一の決闘を邪魔された家竜は、八つ当たり気味に楓に叫ぶ。 「上様・・・今、楓殿がクナイを投げなければ上様は死んでおりました・・・楓殿の行動は臣下として賞賛されてしかるべきかと・・・」 楓の行動を弁護するように大二郎は、恐る恐るそう進言する。 家竜にも勿論それは分っていた。 もしも楓がクナイを投げなければ家竜は首と胴で三つに分かれていただろう。 だが、家竜は一人の剣士として決闘を穢された事に釈然としないものを感じた。 「上様・・・残念ですがここは一度引くべきかと・・・」 「そうだな・・・」 一度中断した事で頭が冷えたのか、家竜は大二郎の進言に素直にそう応じる。 「おっと!残念ですが我々も素直にお帰りいただく訳には行きませんね!」 この主従のやり取りに天草は人の悪い笑みを浮かべる。 「だ、そうだぞ若造。素直に降伏したらどうだ?」 「生憎とそういう訳にはいかんでね・・・」
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