暴れん棒将軍
-削除/修正-
処理を選択してください
No.529
┗
修正
削除
※残り修正回数=4回
ペンネーム
┗組長
本文
だが、武姫はそれを左手に持った刀で簡単に受け流すと、身体を一回転させて、もう片方の刀で家竜の胴を払う。 予期しなかった動きであり、その速さも尋常ではなかった。 まるで疾風のような一閃に家竜の服は裂け、腹に真横に赤い筋が走る。 「上様!」 それを見た大二郎は思わず悲鳴を上げる。 (こりゃ殺されるかも知れねえな・・・) だが、この時不思議な事に家竜の心に死への恐怖は無かった。 それどころか妙な高揚感さえ感じている自分が居る。 (なるほど、俺は自分で思っていたより、ずっと真っ当な剣士だったようだな) 今の一撃だけでも、相手が自分よりも遥かに格上の剣士だと分った。 そういう相手に負けたのなら、納得して死んでいける。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
時代物
>
暴れん棒将軍
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説