暴れん棒将軍
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No.504
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「駄目よ大二郎! そうやって怒れば怒るほど、きゃつらの術中にはまっていくんだから…」 「楓様の仰る通り。この舞台はいわば前哨戦。本当の戦いはまだこれからですわ!」 家竜は肘掛に手をついたまま冷えた茶をすすり、ぼそっと呟いた。 「くっくっく…! 家虎の野郎、ここまで俺をコケにするとは…なかなかやってくれるじゃねぇか! 後で倍返し、いや三倍四倍にして返してやるぜ!!」 「さすが上様、その意気だよ!」 「とにかく俺が気にかけているのは珊瑚のことだけだ。舞台の間中、舞台の踊り子や客席の娘たちに気を配っていたが、それらしい娘は一人もいねぇ…」 「あたいがちょっと探してくるよ」 そう言って楓が席を立ちかけた時である。再び拍子木が鳴った。 …いよいよ最後の演目が始まろうとしていた。
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