暴れん棒将軍
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皆、その大声にびっくりして静まり返った。老人の不思議な行動を見守っている。 印籠を懐から取り出してかざしながら藤兵衛は続けた。 「ここにおわす御方をどなたと心得る! 天下の征夷大将軍、徳川家竜公にあらせられるぞ!!」 指さす先には家竜がいた。しかし、当の家竜は刀を手に駒蔵の手下の一人をげしげしと足で踏みつけている。 その姿はどう見ても気品あふれる征夷大将軍というよりも、旗本くずれの三男坊といったところだろう。 「頭が高い、頭が高い!! 控えおろう〜〜〜!!!!」 「………………」 藤兵衛の発言に駒蔵も駒蔵の手下もぽかんとしている。 「ふざけんな!! そんな下品な公方様がいるけぇ!! 猿芝居に付き合ってる暇ぁねえんだよ!!」 駒蔵が怒声でやじり返すと、手下どもは再び戦闘を開始した。
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