暴れん棒将軍
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No.368
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「刑場破りたぁ、大変なことをやってくれたな! これでお前らも打ち首だぞ!」 そう言いながら現れたのは黒狗の駒蔵とその子分たちである。 群衆の中に潜んでいたのか、役人たちが頼りにならないとわかった途端、お蝶を奪回すべくぞろぞろと出てきたのだ。 ずらりと並んだ総勢は二百人ほどもいるだろうか? 壮観な眺めだ。 駒蔵の脇には裏切り者の明神の常吉が控えている。 「おい松五郎、おめえよく生きていたな! あん時、鉛玉をくらわして川に投げ込んでやったのによ! もう一度あの世に送ってやるぜ!!」 「何をっ! この裏切り者め! お前の首根っこをへし折ってやる!」 常吉の挑発に負けじと松五郎が必死に言い返すが、担いだ丸太を杖にしているような状態だ。周りから子分たちが身体を支えている。 「おい手前ら、皆で引導を渡してやんな!!」 「おおおおおおっっ!!!!」 駒蔵の子分たちが雄叫びを上げながらドドド…と家竜たちに襲いかかってゆく。
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