暴れん棒将軍
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No.357
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ここで時間は二日ほど前に遡る。 清水一家を後にした一行は次の江尻宿で楓たちと落ち合ったが、思わぬトラブルが起きていた。 …といっても、大したことではない。単なる家竜の仮病である。 ここは一行が泊まっている旅籠の一室。 「おい家竜! わがままも大概にせんかっ!!」 藤兵衛が一喝するが、家竜は布団をかぶったままだ。 「うるせえっ!! 俺は具合が悪いんだっ!! 寝かしといてくれっ!!」 ご〜…。が〜…。 わざとらしい空いびきである。 壁に向かって寝返りを打って寝たふりをする家竜。それを見て楓と大二郎が顔を見合わせている。 「…………」 「あ〜あ、上様拗ねてるよ。仕方ないね…雅、いるかい?」 隣の間の襖が開き、奥から雅が顔を出す。 「はい、何のご用ですか?」 「ごにょごにょ…」 「ああ、なるほど! わかりました」 楓が耳打ちすると、雅は大きく頷いた。ほどなくして二人の姿は旅籠から消えた…。
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