暴れん棒将軍
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No.331
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「…用心棒も何も、ワシらはただの町人。隠居爺と番頭風情にそんな大それたことが出来ましょうか。おからかいになるのも大概にしなされ」 藤兵衛はこう言ったが、松五郎は一向に聞き入れず地面に額を擦りつけている。 そこへ今度はお蝶がやってきた。 月明かりの下のお蝶は美しかったが、明るいところで見るとまた美しい。 「おい、松! あたしに恥かかせるんじゃないよ! 旅のお方に金で助っ人を頼んだとあっちゃあ清水一家の名折れだ! 駒蔵一家はあたしらだけで倒すんだよ!!」 「しかし姐御、これだけ子分が減ってる昨今、いくらなんでも分が悪いぜ!」 「うるさい! 泣き言をお言いでないよ! お客人、今言ったことは忘れておくんなさい」 「お蝶さん、何か事情がおありのようだが…よかったらワシに話してみてはくれんかの?」 家竜に負けず劣らず美人に弱い藤兵衛が優しく語りかける。 「実は…」
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