石像の秘めた謎
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それでも不思議と不快には感じず、むしろ心地良かった。男も同じ想いだったのだろう。彼はずっと笑みを浮かべたままであった。 俺達は男同士の固い友情を結んだのだ――。 (…ん?) 俺は我に返ると、辺りを見回した。どうやらずっと白昼夢を見ていたらしく、廃墟の長屋には男も自分が彫った像も無い。 よく考えてみればおかしな話である。見知らぬ男にいきなり石像を彫るように頼む仏師などいる訳がないからだ。 (夢、だったのか…) それにしても随分生々しい夢だった。細部まではっきりと覚えている。まるで本当に体験したかのような錯覚を覚えた程だ。だが現に長屋の板張りは所々破れており、やはり人の住んでいる気配は無かった。
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石像の秘めた謎
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