暴れん棒将軍
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No.196
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「で、どうやって調べたんだ?」 「それはですな…」 大二郎の話を要約すると以下のようなものだ。 家竜の消息が途絶えた晩、竜虎神社の森で不審火があった。きっと家虎の差し向けた刺客と戦い、何かあったに違いない。 しかし探し回っても家竜は見つからない。そこで岡っ引きの与太郎に声をかけ、家竜の危機を救うべく大岡忠成の南町奉行所に駆け込んだ。 幸い忠成も最近の尾張徳川家の江戸屋敷周辺で起こっている不穏な動きは察知しており、かねてから怪しいと睨んでいた船越屋の寮に捕方を指揮して踏み込んだ。 忠成にしてもこれは一種の賭けだったが、最後は大二郎の勘を信じてくれたのだという。 「そうか…。そりゃお前には大層な借りを作っちまったな。で、残った柳生の刺客達はどうなったんだ?」 「頭領を倒された上、奉行所まで駆けつけたのですっかり戦意を失ったらしく、蜘蛛の子を散らすように逃げ去りました」
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