爆乳☆陰陽伝
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そう言うと葛葉は晴士に歩み寄り、優しげに頬に手を添えた。 ちなみに小柄な晴士と葛葉が並ぶと葛葉の方が頭一つほど大きいので見下ろす形となる。 「あの…それはつまり、曾お祖父様の…実の息子の死肉も食べたという事ですか…?」 「…もちろん喰ろうてやったわ。血の一滴まで残さずな…ま、あれの肉を喰ろうても何の力も得られなんだがのう。じゃが可愛い我が子の肉の味はまた格別であった。お主もあれに似て可愛くて美味そうじゃ…」 葛葉はゾクッとするほど美しい顔を晴士に近付けて囁いた。 「…で、どうする?」 「ふぇ…?」 「『ふぇ…?』ではない。お主も晴明と同じく妾を式神する気は無いか?と訊いておるのじゃ。…なあに、肉を喰らうと言ってもお主が死んだ後の事じゃ。魂の抜けた抜け殻をどうされようと構わぬであろう?それともこのまま一生“零能者”で生きていくか?」 「……」 晴士は一瞬だけ逡巡を見せたが、すぐに葛葉を真っ直ぐに見据えて答えた。
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