浩二は珍獣とも言える様な2人の妹達を連れて、自分が住んでいる高級マンションへと案内した。
周囲が高層ビルに囲まれた一角にある、タワーマンションへと妹達を連れて帰ると、幼い少女二人は、口を大きく開けたままマンションの前で立ち止まってしまう。
「どうしたんだ、お前達?」
「お…お兄様、もしかして、ここで生活していられるのですか?」
「そうだよ」
浩二の何気ない一言に、幼い妹達は呆気に駆られた表情で彼を見つめた。
「自分達の荷物を持って来なさい、部屋に案内するから」
そう言われて妹達は車のトランクへと走り、自分達の荷物を受け取りに行く。
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