「あれ、なんでドアが閉まってるんだろ」
不思議に思いながらも、もう一度ドアノブに手をかけるが、不自然なほど固く、全く回らない。
「えぇ……こんなに早く設備不良…てか、閉じ込められてないかこれ?」
危機感のない抜けた声でそんなことを呟いていると、背後から不意に声が聞こえる。
「やっと………ツカマエタ」
背筋に冷たいものが走り、慌てて振り返ろうとした時、俺の意識はフッとブラックアウトした。
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