突然、少年の身体が硬直した。全身が金縛りに遭ったかのように、ピクリとも動かないのだ。
「え…?」
少年は驚きの声を上げた。
「な…んで…?」
少年は必死に身体を動かそうとしたが、全く反応がなかった。まるで自分の身体が自分のものでなくなったかのようだった。
「だ…誰か…」
少年は助けを求めて叫んだ。しかし、その声も虚しく、ただ静寂の中に消えていくだけだった。
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