この奇妙な空間から二度と出られないかも知れないというのに、この落ち着きは何だろう。
「しかし…ここはどこなんだろうな…」
修が呟く。
「さあな…地獄か天国かも知れないぞ?」
僕は冗談めかして言う。
「まあ、どっちでも良いけどな」
修はそう言った。
「でも、お前とまた合流出来て良かったよ」
僕も本音を漏らす。
「ああ、俺もそう思う」
それから僕らは2人で他愛もない話をしながら過ごした。
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