翌朝俺は、一人でアイドルたちとともに暮らす寮から細い坂道を登っていった場所にある風守神社へと足を運んだ。
緑に囲まれた小さく古びた社だが、ここには風早家に代々伝わる大切な書物と教えが残されている。ここで神に祈りを捧げるのが俺の日課だ。
「プロデューサー」
「命か」
中木田命。
『white blood』の絶対的エースとも呼べる、17歳の美少女。どうやら俺の後をついてきたらしい。
「なんか、とてつもないモノが来そうな気がする」
「奇遇だな、俺もそう思っていた…杞憂ならいいけどな」
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