正午頃、一行はS海岸に到着した。目の前に青い海が広がっている。空は快晴、熱く眩しい陽射しが降り注ぐ。風は穏やかで、波は静かだ。
「うむ!絶好の撮影日和だ」
杉谷は上機嫌だ。
美麗は杉谷の指示で純白のビキニに着替え、スタッフ達の前に姿を現わした。
「オオ!」
「これは凄い!」
「丸で等身大の黄金像だ」
スタッフ達は、全身が金色の肌の美麗の姿を見て驚く。
砂浜に立つ美麗。純白のビキニは美麗の金色の裸身によく映えていた。
熱く眩しい陽の光を浴び、黄金色の身体がギラギラと輝く。また、肌の表面からは汗が流れ出ていたが、金色に染めたものは全く溶け落ちることはなかった。
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