パパはあわてた口調になった。
「うん、すぐイク… いや、ちょっと知ってる人と… ウッ。」
パパは… イッてしまった。私の脚に熱いネバネバが広がった。
「いいわよ… 私は。早く奥さまと息子さんの所へ… 」
私が金あみにもたれたままで言うと、パパは何も言わず背中を向けて走り去っていった。
「抜いてしまったら、あとはもう関わりたくないのね。」
だけど私はその後ろ姿をニヤニヤして見送っていた。私は唇に、ごく薄いピンクのルージュをひいている。さっきパパに抱きついた時、上着の白いところに思いきり唇を押しつけてやったんだ。
「ちょっとラメも入ってるからね。奥さまだったら気がつくかも。」
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