「おい、女子が居るぞ!」
「クソ、先を越されたか!」
「あっオイ、あいつ等逃げるぞ」
女子の姿を見つけ岬へと走る男子達だが、行動は女子達の方が早かった。
男子達が岬にたどり着いた時には、女子達は既に薬を手に入れ、逃げ出した後だった。
「ちっ、箱の中は空っぽだぜ。 あいつら俺達の分も持って行きやがった」
「…ああ、でも……先生は手に入ったぜ」
佐竹と数人が、捕らわれぐったりしている由紀を囲む。
↑に続く文章を投稿して下さい
©2002-2024 PIPI's World 『投稿小説』 All Rights Reseved. | 投 稿 小 説 |