「おい!…随分ぐっしょりじゃないか」
「そうねえー♪」
俺はハルヒの耳元で囁くが、ハルヒはあっけらかんだ。
そうしているうちに目的の駅に着いた。俺たちは改札口を出た。
「水族館の前に下着を何とかしなきゃいかんな」
俺はハルヒの腕を引っ張って、駅前のショッピングセンタービルに入った。そして、ハルヒは下着売場でパンティーを買い、トイレの個室で履き替えた。
「ついでだから、水着を買ってやるよ。…夏といえばやっぱり水着だもんな」
「お兄ちゃん、私の水着姿が見たいんだ!」
俺たちは水着売場へ向かった。
俺は初め、白いビキニを勧めるつもりだった。しかし、水着売場に足を踏み入れた際、マネキン人形に着せてあった水着を見て、是非それをハルヒに着せたくなった。
その水着は純白のワンピースだったが、ハイレグカットで、胸元や尻もかなり露わになっており、腹部もヘソが見えるようにオープンになっていた。
「おいハルヒ…この水着にしろよ」
俺はその水着をハルヒに勧めた。
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