そして、少女は復讐する
-削除/修正-
処理を選択してください
No.98
┗
修正
削除
※残り修正回数=3回
ペンネーム
┗ルガーの竜
本文
エリスはこうして語り合う間にも碧眼を見開き、薄目加減な一希の瞳に嘘偽り隠し事がないかとばかり覗き込む。 「逆に誰もが認めたクラスのリーダー桜木さんは、随分と落ちぶれてしまった…。」 「この日本という国は奥ゆかしさを重んますから、何か過ぎた所でもあったのでしょうか。」 エリスの誘導尋問とも見えるトボケ加減、一希も適当にはぐらかす様な返答。 何事も論理的かつ合理的にして実利的、その風貌と血脈通りに現代欧米的な思想を持つエリス。 一希は皮肉を含めて『日本』という辺りの語調をやや強調していた。 「不正は正すべし、しかるべくして桜木美咲は正された、そうよね?」 「誰が正義で何が正義かって、難しい話ですね。」 何故エリスは何もせずに傍観していたのかと問わんばかりに、一希は敢えてまた皮肉を返していた。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
その他
>
そして、少女は復讐する
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説