初恋の人は
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こうやって彼女は仕込まれていったんだなあと改めて思った。 「でもコーくんのは直飲みがいいかな」 「俺もそうさせたい」 そんな話をしながら彼女は味噌汁を作る。 今日のは和食っぽいようだ。 「普通の女の子になりたいって言う欲求もあるけど・・・間違いなく私は普通になれないのやね」 その笑みは悲しそうにも見える。 風俗に染まった女の末路なんて、彼女だって多く見知っているんだろう。 それに淫らになった身体がそれを許さないのもある。 「今日の普通のデート、凄く楽しかった」 「なら良かった」 彼女が男と出かけるのはエッチなプレイの為だけだったんだろう。 普通の男女かするデートは全く体験できなかったと言ってたが、そこは凄く不憫な気がした。 「また普通にデートしようよ」 「うん、コーくんと普通のデートしたり、普通のカップルのように出来たら・・・」 きららが振り返る。 瞳が潤んでいた。 「そうすれば、喜多岡由衣の事が少し好きになれるかも」
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