独裁者の後宮
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それだけを言うと女はスタスタと歩き出し、ジョン達はそれ以上の質問も挟めず、ついていかざるをえなかった。 「この情報は知っていたの?、レオナママ」 ジョンがレオナに小声で話を振ると、レオナは首を横に振る。 諜報部を取り仕切っていた彼女すら知らない事があったとは、それもジョンにとって驚きだった。 かと言って、今のメイリアには聞ける雰囲気ではない。 数々の疑問を抱えたまま、一行が案内されたのは一つの部屋だった。 そこは軍事施設には不似合いな程、品のある応接室だった。 メイド姿の女性が一向にガウンを渡すと、ジョンは何一つ警戒する事無くそれを羽織り、ついでにメイド達を物色するような目つきになる。 流石と言うか何と言うか・・・ こと『大物』ぶりだけは大統領であろう。 そんなジョンに呆れつつも感心しながら、ミレイユとレオナもガウンを羽織る。 これで危害を加えるつもりなら、とっくの昔に殺されてる筈だと、用心深いレオナでも分かるが、ジョン程無警戒には行動できない。
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