奇跡の男と牝奴隷たち
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No.904
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「……猫じゃなくて豹ですね」 「でも、尾も二本だし、猫叉だと思うけど」 僧侶メトラにアベコウキが言う。 「獣の姿になっても人の言葉はわかるのか?」 すると、雪豹がルミエールにうなずくように頭を下げる。 「話せませんが、ちゃんと言葉もわかります」 マリーナはアベコウキから目隠しの帯布を受けとると、雪豹のミュウと一度リビングから退出した。 戻ってきたときミュウは人の姿に戻っていて、目隠しをしていた。 「公主様、僧侶様、はじめまして。ミュウといいます」 「南公領から逃げてきたと聞いているが、南公領の人間はみな満月を見ると変身するのかね?」 「いいえ、しかし西公領には狼に変化する者たちがいるはずですが」 「メトラ、そうなのか?」 「私にはわかりません」 アベコウキが話し始めた。 「ミュウの話によると、狼になる種族とか、熊になる種族とか、いろいろな種族が大陸のあちこちにいるみたいなんだ。で、南公領では獣人って呼ばれていて、見つかると殺されちゃうんだって」
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