独裁者の後宮
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少し行った所に洞窟があった。 中に入ってみると始めは天然の洞窟のようだったが、奥へ進むにつれて整備された地下道へと変わって行った。 「こ…こんな設備があったなんて…!」 メイリアは驚き半ば叫ぶように言った。自分は国中の全ての施設を把握していると思っていたのに…。このような本格的な地下道がゲリラごときに造れる訳がない。大規模な工事が必要となる。どう考えても国が関連しているとしか思えない。 リーダーの女が解説した。 「メイリア首相がご存知無いのも無理はありませんわ。ここは第二次大戦中に建造された地下要塞だそうですから…。第一級の軍事機密ですから旧王国軍の軍人でも知っているのはごくわずかな者のみ…」 どうやらホセ以下クーデター軍の中には一人もその存在を知る者は居なかったようだ。地下道はアリの巣のように何層にも分かれて十数キロに渡って広がっており、出入口や銃眼や砲座も無数にあるという。
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