奇跡の男と牝奴隷たち
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酒造りの職人の街トレスカーナの値段よりも、旅に必要な保存食でさえ、値段は三倍に値上がりしていた。トレスカーナでは、酒造り用の水以外は、誰でも飲みたいだけ井戸から汲むことができる。しかし宿場街では、水さえも一杯ずつ売られていて、井戸には余所者が勝手に汲めないように見張りが立っている。馬に飲ませる水にも料金を請求された。 (聞いてはいたけど、ひどいことになってるわね) マイリスがあきれながら、ジョルジュから預かっている金で買い物を済ませて宿屋に戻ってきた。 「ジョルジュくん、泊まるのやめない?」 「俺はかまわないけど、マイリスは平気?」 「ここにいたら腹が立って眠れなくなるわ」 旅商人が来るのが減っているにしても「この値段で嫌なら他で買え」と雑貨屋で言われたらしい。
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