性先進国
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彼は、今になって親の行動が少し理解できるような気がしていた。 (これは彼にとっては聞いた話だが)親は、自分を生んで産休から復帰したばかりのころに、生徒会長選挙でヤランネンの息がかかった候補を破って、いろいろな規制案が実行されるのを阻止した。 そして、在学中から、そして卒業してからも、保育園のボランティアに連日出かけた、など、シタルネンの政策に積極的に協力していた。 小さいころの彼は、そうして外にばかり出て、自分の相手をしてくれない親に反発した。 だから、首都の日系企業に行く話が出た時には「寮に住む」って言って、親から離れた。 当たり前と思っていたことも、そういう身近な積み重ねで、成り立っていたのかもしれない…と彼は思いはじめていた。 それでも、いまさら親に頼れない。メールには「大丈夫」と返している。
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