独裁者の後宮
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「エレナ!絶対にジョンだけは守って頂戴!」 「はい、メイリア首相」 以前の表情に戻りそう言うメイリアにエレナは迷い無く即答する。 「だめだよ!、ママッ!!」 ジョンは慌てたように叫びメイリアの腹を撫でる。 膨らんできたそこは、ジョンの子が宿っているのだ。 「「閣下ぁ〜!!」」 そして、そこに慌てて駆け込んできたレオナやミレイユの腹も少しだけ膨らんでいる。 それを見ながらこの甘やかされた支配者も男としての自覚はあったようだ。 「エレナ!ママ達も大事なんだ!」 銃を取りメイリアを引き寄せるジョン。 意外だがエレナも舌を巻くほどジョンの射撃は上手い。 「解っております!なのでお早く脱出を!」 エレナはそう促し地下通路へ4人を導いたのだ。 しかし、アナスタシア側も誤算があった。 「閣下!、内務省、中央銀行もぬけの空っ!、金庫も空です!!」 「ぐうっ!!、忌々しい女ねっ!!すぐに探しなさい!!」 誤算だったのはジェスティーナ側に事前に知られていた事である。 既にジェスティーナは資産や内務省の兵力を持って隣の町に退避してたのである。 その兵力は馬鹿にできない。 急襲して一気に掌握する軍のプランは大きく崩れたのだ。
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