(続)格好が・・・
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No.72
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┗会津中将
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入学を控えた者で水泳部入部希望で集まったのは、男子6人、女子は香織を含めて9人だった。その殆どは競泳水着だが、濃紺のスクール水着を着た女子もいた。女子は香織以外、目立って胸の大きい子はおらず、紗綾香と同程度かちょっと大きいといった感じの子ばかりだった。 まず水泳部員たちと入部希望者たちとの間で挨拶が交わされ、皆それぞれ自己紹介した。それから、紗綾香を含めた部員数名が模範で泳いだ後、入部希望者一人一人がみんなの前で泳ぐこととなった。 「紗綾香先輩」 泳ぎを済ませてプールから上がった紗綾香を呼ぶ声がした。そして、目の前にいる男子を見て紗綾香は驚く。 「紗綾香先輩、お久しぶりっす」 「あんた…沖田…」 その男子は紗綾香の中学の1年後輩で、同じ水泳部にいた沖田宏だった。180p強の長身の宏は見下ろすように、身長155pと小柄な紗綾香を見つめる。 「俺、紗綾香先輩を追ってここに入学したんすよ」 嫌な奴が入って来たなと紗綾香は思った。中学の時、紗綾香は宏から、幾ら断ってもしつこく交際を迫られ、やたらとつきまとわれてばかりいた。“余りにも図々しい奴”というのが紗綾香の印象だった。
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