ノーマンズランド開拓記
-削除/修正-
処理を選択してください
No.64
┗
修正
削除
※残り修正回数=4回
ペンネーム
┗匿名さん
本文
エリスが先住民の二人の娘達と親交を深めていたのは知っていた。 確かに急に居なくなってしまって悲しいのは解るが、ここまで取り乱すものだろうか? とりあえず一行は砦へと戻った…。 「ハァ…あの二人を案内役にして先住民との交渉を行うという計画が頓挫してしまったなぁ…」 ルークは溜め息混じりにつぶやく。 ここは砦の一角に設けられた彼の部屋…執務室と応接室を兼ねているが内装は至って質素だ。 砦は城壁も櫓(やぐら)も中の建物も全て木で造られている。 欲を言えば城壁ぐらいは石積みにしたかった所だが、先住民の襲撃に脅えながら突貫で造り上げた砦だ。 とりあえず城塞としての体裁を整える事を優先させた。 「気を落とさないでください、若。確かに先住民との関係構築は重要な事ですが、我々が成すべき事は他にも山ほどあります」 「確かに…僕らは別に現地人と友達になりに来た訳じゃなかったよ。やっと雨が止んだんだ。本格的な開拓事業に取り掛かろう」
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
その他
>
ノーマンズランド開拓記
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説