そして、少女は復讐する
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そして、そんな由佳里のイメチェンのせいで誰も彼女に声をかけれずにいた。 そもそも由佳里は友達すらいない訳だが。 『アイツ、マジで桐間の女になったのかよ、ヤバイよ』 『美咲が何かしたら切り捨てな、ちょっとマジヤバい』 クラスの何人かがすぐにスマホでやり取り。 知る限り、桐間鉄也と言う男は猛獣だ。 学校と言う檻の中で比較的大人しくしているが、一度牙を剥けば猛獣だと言う事ぐらい知っている。 重要なのはまず己の保身なのだ。 静かに席につく由佳里をクラス全員が声もなく見守る。 里菜もこの状況に頭を悩ませていた。 あの屋上での鉄也の登場は、里菜が由佳里の情報を鉄也のクラスに流して、そこの友人網を使ってけしかけたからなのだが、完全に裏目に出たようだ。 では、これをどうするか・・・ 彼女の答えも保身だ。 まず、何するか分からない鉄也を刺激したくない。 今の由佳里も不気味だ。 美咲が暴走したらハブってでも身を守る。 彼女らしい結論である。 そもそも彼女達の関係がそうなのだ。 誰かを虐め、己の優位さを保つ。 ターゲットにならないようにそれに加担する。
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