やって来たワン娘!
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「リリナっ、ちょっと来て」 「お、おい五十嵐!どこへ行くんだ!?」 「すいません先生。突然気分が悪くなったので、早退します!」 俺は担任の教師に軽く頭を下げると、クラスメイト達の疑惑に満ちた視線に曝されながら、リリナの手を引き教室から出て行った。 「で?何で家で留守番してるはずの君が学校に居るんだい?」 話を聴かれないよう校舎の隅にある空き教室にやって来た俺は、リリナにまずそう質問した。 「だって私はずっと一緒に居たいのに。ご主人様ったら、学校に行っちゃうと半日は帰って来ないんですもの・・・一人だけ家で留守番してるのはもうイヤなんです!」 「気持ちは分かるけど・・・」 「それでその事を智紀様にご相談したら「なるほど、でしたら姫様も康哉と一緒に学校に通われてはいかがですかな?何なら手続きその他はこちらで手配しておきますよ」と、おっしゃって」 「また、おじさんか・・・」 リリナの話を聴いた俺は、頭痛を感じて額に手を置く。 俺とリリナを出会わせてくれた事は感謝しているが、こうも毎度厄介事を引き起こされると本気で縁を切りたくなってくる。
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