奇跡の男と牝奴隷たち
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No.608
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「イラベラに会う。ディオン連れて行って」 吟遊詩人ディオンは、思いがけない人物の名がライラの口から出たので驚いた。 平原の魔女。商業ギルドの首領。肥満した巨体の貴婦人。噂では、宮廷官僚だけてなく王家にも融資しているとも言われている。 「ライラ、会ってどうする?」 ルミエールがライラに質問した。 「お金は、あるところにはある」 ライラがルミエールに言ったあと、ディオンの顔をじっと見つめた。 「わかった。君をイラベラに必ず会わせる」 ディオンは帰ることを避けてきた王都エルドニアにライラを連れて行くことにした。 王都に帰り、宮廷楽士の家族にイラベラと会わせてくれる貴族の人物を紹介してもらうことはできるだろう、とディオンは考えた。 ライラは暗殺者としての過去を隠して、アンドレスの街で暮らしてきた。ディオンに過去を知られるのはこわかった。しかし、過去は変わらない。 (ディオンはありのままの私を愛していると言ってくれるだろうか?) ライラは膝の上の毛玉を撫でた。
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