ノーマンズランド開拓記
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ルークは本国も含めた旧大陸諸国の現状を憂えていた。互いに争い、覇を競う事しか考えていない。際限無く繰り返される戦争、戦争、また戦争……。アスファルティアが開拓団の派遣を決めた理由も、他国がこの大陸への開拓に乗り出して来た際、宣戦布告の格好の口実に出来るからだという話すらあった。実際、他国がアルディア入植へ向けて動いている事は充分に考えられる。今この瞬間にも他国の開拓団がアルディアを目指して大海原を西へ西へと進んでいるかも知れない。 「ルーク様、私に一つ考えがあります」 こう言ったのはハーヴィン。彼女の案はハロハとウザラの部族に自ら出向いて接触するという物であった。こちらにとっては分が悪い賭けである。ここ数日、彼女達の部族の戦士と思われる人影が砦の周辺で何度か目撃されていた。ハーヴィンはエリスと彼女達との会話からアルディア先住民の言語を解析している状況である。
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