奇跡の男と牝奴隷たち
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No.525
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この異変に最初に気がついたのは王国の騎士団ではなく、商業ギルドの首領、平原の魔女という仇名で呼ばれている老女イラベラであった。 老女イラベラは平原の街道沿いにある宿場町の館で肥満した巨体を持て余しながら、各地の情報と金を動かして暮らしている。 オーリッサの都で住民や商人から金を預かっておく銀行を経営していたのだが、そこからの連絡が途絶えたからであった。 調査に向かわせた商人が、イラベラに都の混乱の様子を伝えた。仲間の商人は襲われて、一人だけどうにか必死に逃げのびてきた。 イラベラは、王都の騎士団と王立神聖教団にオーリッサの異変を伝えるため、一人だけ生きのびてきた商人と一緒に王都へ向かった。 どうやら、まだ平原へ死人の群れはやって来てはいないが、混乱が続けば、じきに街道を歩いてやってくると予想したからである。 商業ギルドの首領イラベラは、かつて骸骨の兵士が進軍してきたことを子供の頃に聞いていた。イラベラの子供の頃はまだ戦争に参加していた者たちが生きていて、戦時中に何があったかを語っていたからである。
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