ノーマンズランド開拓記
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「ここまで酷いとは思いませんでしたねぇ・・・」 窓の外を見ながらクラウスが呆れたように言う。 そこには凄まじい音を立てて降り注ぐ豪雨。 もうこれが数日止まない。 岩場の近くに繋留できる簡易船着場を作ったので船もなんとかなったが、豪雨で森の辺りまでが水没してしまった程だ。 襲撃が無かったのはこの為であろうか・・・ 「神の恵みだと思おう、クラウス」 「ええ、まったくですな・・・ハーヴィン教授の方も順調だと言う話ですし」 ルークもクラウスも教授からの報告は聞いており、それで分かった事も多い。 彼女達は未開ではあるが独自の文化を持って社会を構成しており、エルシオン大陸の言語体系とは全く異なるが言語によるコミュニケーションは不可能ではないということ。 つまり交渉できる余地があるかもしれないと言う事だ。 それはちょっとした希望かもしれない。 ルークとクラウスはエリスがハーヴィンの助手をしてる事や、先住民の女達が唯一エリスにだけ気を許してるのは聞いていた。 だが、まさか先に述べたような事態になっているという事までは知らなかったのである。
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