ノーマンズランド開拓記
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No.46
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ルークは言葉を選びながらも自分の思いを語った。 「二人の意見はもっともだ。現段階での最優先事項は拠点の確立だ。いつまでも入植者達を船上なんかで寝起きさせていたら、彼らの心は故郷に帰ってしまう」 そして表情を和らげ、ベイウッドを見て言う。 「そういう訳だベイウッド、今は耐えてくれ。仲間を殺されて悔しい気持ちは僕も皆も同じだ。でも憎しみに駆られて冷静さを欠いた判断だけはしないでくれ。僕には・・・開拓団には君の力が必要だからね」 ルークの柔らかい言葉にベイウッドもため息混じりに肩をすくめた。 「分かりました・・・まずは砦を強固にしましょう」 彼の言葉にクラウスも微笑む。 いい状況だ。 ルークは若いながらもリーダーとして急速に成長している。 周りに助けられながらも、この場を上手く収めたのは成長の証だろう。 こうして彼らの方針は決まり、翌日から砦の建設が再開された。 ・・・それから1週間。 砦は急ピッチで建設されていた。 大砲も陸揚げされ、城壁や櫓(やぐら)なども出来た。
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