ノーマンズランド開拓記
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No.45
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ルークの仮説を聞いたジェシカは、石のナイフを手に取って眺めながら言う。 「いずれにせよ、ここには私達の知らないここの事情がある・・・それを理解するまでは彼女達とは距離を置いた方が良さそうですね。もちろん襲撃なんてもってのほかです」 ジェシカは剣術や銃撃にも秀でているが、最大の武器はその『知力』だ。 ルークのみならず義父となったクラウスも彼女の知能を信頼していたし、他の者達も一目おいていた。 その彼女の意見は大きく、ベイウッドも不満そうながら黙ってジェシカを見る。 「戦略的に見ても、私達は相手の戦力の全貌を把握していません。こちらの純粋な兵力と言えば50名たらず。船の大砲の届く距離は彼女達が現れた森の入口までが限界。何より私達はこの土地に不慣れです。いま戦えば勝てても犠牲は大きいかと・・・」 的確な意見だ。 巨漢のイワノフもジェシカに賛同する。 「私も同じ意見です。まずは砦の建設を急ぎ、大砲を陸揚げすべきかと」 巨体で怪力自慢の彼だが、頭も回る。
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