バトル・ザ・ヴァンパイア
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No.45
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ペンネーム
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本文
スタスタと歩き去る男、その背中をただジッと見つめ続ける智は思い出したかのように、男とは反対方向へと足を向ける。 そもそも、こんな所で時間を食うわけにはいかない。自分は一刻でも早くあの館から、この森から出たいのだから。 そう思い、走り出そうとした瞬間。 「やぁ、おはよう。 どうした? 結構長い散歩だったじゃないか」 「なッ・・・ぁ?!」 無造作に生い茂る森の景色が一瞬にして、清潔感溢れる食堂の景色へと様変わりした。 視界を埋め尽くすほどの緑の光景は、白い壁と木製の長テーブルや窓といった空間的景色に変わり。 雑草や土の感触でいっぱいだった裸足は、床に綺麗に敷かれたカーペットの柔らかい感触になっている。 そして何より、智の目の前。数メートル先、イスに腰掛け朝食を取りつつ此方に気軽そうに声を掛けてくる一人の少女。 そのあり得ない光景に、今度こそ彼は絶句してしまう。
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