奇跡の男と牝奴隷たち
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No.427
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バレンドルフの酒場に顔を出そうと吟遊詩人ディオンは歩いていて、立ちくらみがしてふらふらと路地裏に行き座り込んでしまった。 人の手に手相があるように、街にも人が暮らしていて使われている道がある。それが美しい街とまったく無視して煩雑な街がある。ディオンは前に訪れた夜にはこれほど美しい街はないと感心したのだが。 見た目は変わっていないのに、見えない力がうねりながら道とは関係ないところでたまっていたり、かと思えば急に噴き出してみたり、かなり乱れていてそれをたどっているうちに、酔ってしまった。 「ここで何をしているの?」 路地裏で酔いがおさまるまで、意識を見えない力を感じないようにじっとして、意識を集中しないようにぼんやりしている吟遊詩人ディオンに、話しかけてきた人物がいた。 「えっと、たしか、君はライラさんだったかな?」 「そう、私はライラ。大丈夫?」 黒い毛玉を抱いて黒いドレスを着た美少女。宴会ではルミエールの脇にいて、雑談もしないで静かに酒を飲んでいたのをディオンは思い出した。
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